Saitoの沼通信

Saitoの沼通信

とある若者が趣味のことを語る場所。Twitterでは文字数が足りないようなことが中心。 クラシック音楽、ウイスキー、カクテル、紅茶などが好き。

2020-01-01から1年間の記事一覧

レミー・マルタンXOのレビュー

今日は有名なブランデーの一つ、レミーマルタンXOのレビューです。 実はヘネシーよりお手頃だったり…。 ①基本情報 ②レビュー ③総評 ①基本情報 銘柄: Rémy Martin XO 容量: 700ml アルコール度数: 40% 産地: フィーヌシャンパーニュ (Fine Champagne) 熟成年…

ポールジロー・トレラール(正規品)のレビュー

今回は非常に評価が高く、知っていると実はいろいろなところに置いてあるコニャックのポールジローから、トレラールの正規品のレビューです。 ①基本情報 銘柄: Paul Giraud Très Rare 容量: 700ml アルコール度数: 40% 産地: グランドシャンパーニュ (Grande…

私のテイスティング法 ~第三章 コメントの文章とまとめ方~

2回ほどテイスティングについて記事を書きましたが、今回は実際のコメントの書き方や記録をどうまとめているかについて書いていきます。今回でようやく終わりです! (もう少し細かく分ければよかったでしょうか…) 一回目と二回目の記事はこちらになります! …

私のテイスティング法 ~第二章 分析中の思考~

今回は、以前のテイスティング法の続きで、分析中にどういう風に考えているのかということを解説していきたいと思います。 前回の記事はこちらです。 saito-numa.hatenablog.com 1. 感じたまま 2. 要素をとらえていく ① 感じたままで要素を把握 ② 分析その1…

私のテイスティング法 ~第一章 テイスティングの動作~

数回にかけて、普段ウイスキーやブランデーを飲むときに、どのようにテイスティングしているのかをまとめようと思います。 基本的にはお酒、特に蒸留酒のテイスティングのやり方ですが、お茶に関してもこれに準じてやっています。 最初の今回はテイスティン…

ロイヤルサルート・エターナルリザーブのレビュー

今回は2015年にリリースされた、ロイヤルサルート・エターナルリザーブのレビューです。 ①基本情報 ②レビュー ③総評 ①基本情報 銘柄: Royal Salute The Eternal Reserve 容量: 700ml アルコール度数: 40% 熟成年数: 21年以上 原酒: 88種類をブレンド 値段: 1…

レイモンラニョー・オルダージュのレビュー

今回は、グランドシャンパーニュの生産者の中でも評価の高い、レイモンラニョーのなかから、オルダージュのレビューです。 ①基本情報 銘柄: Raymond-Ragnaud Hors d'Age 容量: 700ml アルコール度数: 43% 産地: グランドシャンパーニュ (Grande Champagne) …

ロイヤルロッホナガー・セレクテッドリザーブのレビュー

今回は、ロイヤルロッホナガー・セレクテッドリザーブのオールドボトルのレビューです。最近はラベルが変わってますからね… ①基本情報 銘柄: Royal Rochnagar Selected Reserve 容量: 750ml アルコール度数: 43% 熟成年数: ?(20年以上との説あり) 樽: ファ…

白州12年のレビュー

今回はウイスキー、サントリーの白州12年のレビューです。いつ復活するのやら… ①基本情報 ②レビュー ③総評 ①基本情報 銘柄: 白州12年 容量: 700ml アルコール度数: 43% 熟成年数: 12年以上 樽: ホワイトオーク樽…? 値段: 3万円以上 (メーカー価格 9,350円?…

ボウモア 15年 ゴールデン&エレガントのレビュー

今回はウイスキー、ボウモアの免税店限定品、15年ゴールデン&エレガントのレビューです。 ①基本情報 ②レビュー ③総評 ①基本情報 銘柄: Bowmore Aged 15 years Golden & Elegant 容量: 1L アルコール度数: 43% 熟成年数: 15年以上 樽: ファーストフィル・バー…

ヘネシーV.S.O.P フィーヌシャンパーニュのレビュー

今回は、有名なヘネシーのなかでは少し注目度が低いようにも思える、ヘネシーV.S.O.Pフィーヌシャンパーニュのレビューです。 ①基本情報 銘柄: Hennessy V.S.O.P Fine Champagne 容量: 700ml アルコール度数: 40% 産地: フィーヌシャンパーニュ (Fine Champa…

ベルネロワVSOPのレビュー

今回はカルヴァドス、ベルネロワVSOPのレビューです。実はネットで検索してもあまり情報が出てこないので、参考になれば幸いです。 ①基本情報 ②レビュー ③総評 ①基本情報 銘柄: Berneroy VSOP 容量: 700ml アルコール度数: 40% 産地: Calvados 熟成年数: 最…

ヘネシー X.Oのレビュー

今回は、そんなに詳しくない人でもどこかで名前は聞いたことがある、それくらい有名なブランデーである、ヘネシーX.Oのレビューです。 昔から高級品の代名詞ですね…。 ①基本情報 ②レビュー ③総評 ①基本情報 銘柄: Hennessy X.O 容量: 700ml アルコール度数: …

ラニョーサボラン レゼルヴ・スペシャル No.20のレビュー

今回はブランデー界隈ではかなり評価の高い、ラニョーサボランのレゼルヴ・スペシャルNo.20のレビューです。 ①基本情報 銘柄: Ragnaud-Sabourin No.20 Réserve Spéciale 容量: 700ml アルコール度数: 43% 産地: グランドシャンパーニュ (Grande Chanpagne) …

細部に全体は内包される   ~「『コーラン』を読む」を読みつつ~

「神は細部に宿る」 この言葉はわりと有名ですね、誰が言ったのかははっきりしないようですが。 これはこれで素晴らしい言葉ですし、まさしく事実だと思います。ただ、かなり感覚的、精神的、あるいは芸術的、さらには美的な言い方だと思います。 これと似て…

レミーマルタンV.S.O.Pのレビュー

今日は簡単なレビューです。 有名なブランデーの一つ、レミーマルタンのV.S.O.Pです。 ①基本情報 ②レビュー ③総評 ①基本情報 銘柄: Rémy Martin V.S.O.P 容量: 200ml ※フラスクボトル アルコール度数: 40% 産地: フィーヌシャンパーニュ (Fine Champagne) 熟…

ブランデーとは?

ブランデーってよく聞くと思うんですけど、いまいちどういうものかよくわからない、そういう人多いと思います。 今回はそこについてかるーく解説したいと思います。 1.ブランデーって何? ①ブランデーとは ②どこで作られてるの? 2.フランスのブランデー ①コ…

ポートシャーロット10年(Port Charlotte 10 aged years) 香りと味は開栓後どう変わっていく?

こんにちは! 久しぶりにウイスキーの香りと味の変化です。今回扱うのはブルックラディ蒸留所のポートシャーロット10年ですが、個人的に大好きなので飲み切ってしまって非常に悲しいです。早くもう一本買わないと… 1.ポートシャーロット10年の基本情報 ①基本…

ロワ・デ・キームンの香りと味

こんにちは! 今日はマリアージュ・フレールのロワ・デ・キームン(Roi du Keemn)のレビューです! 1.キームン紅茶とは? 2.ロワ・デ・キームン(Roi du Keemun) ①茶葉の形状と香り ②水色,香り,味 ③感想 3.抽出時間について 4.イギリス式とフランス式での違い …

フランス式紅茶の淹れ方と抽出時間の話

みなさん、紅茶ってどう入れてますか?紅茶は茶葉の成分が一気に抽出されるので、ほんの少しの差で味わいが大きく変わってしまうお茶でもあります。今回はそんな中でもフランス式の紅茶の淹れ方について解説していきます。 1..イギリス式?フランス式? 2.フ…

ダージリンについて

紅茶の産地には様々な場所があります。インドは紅茶の生産量が世界一ですが、ダージリンはその中でも非常に有名な産地です。そのダージリンについて解説していきます。 1.ダージリンの場所と気候 2.クオリティーシーズン ①ファースト・フラッシュ ②セカンド…

紅茶の基本

みなさん紅茶は飲まれますか?紅茶といってもいろいろとありますよね。有名なものだと、ダージリン、アッサム、アールグレイ、アップルティー、あとはイングリッシュ・ブレクファストなどでしょうか。ですが、どれがどんなものなんでしょう?今回はそうした…

ブルックナー 交響曲第4番3楽章トリオの謎

目次1.4番のハース版とノヴァーク版第2稿の違い2.5つの譜面の相違点3.5つの譜面の比較と考察4.おわりに ブルックナーの交響曲には版の問題が必ずついてまわります。4番ももちろんです。詳しくは以前の記事(版問題全般はこちら、4番の版についてはこちら)にわ…

ブルックナー 交響曲第4番の版

目次1.作曲開始から初版出版まで2.段階の整理3.各版の解説4.ハース版とノヴァーク版第2稿の違い5.まとめ ブルックナーの版問題全般については、以前の記事でまとめましたが、具体的に一つの曲について掘り下げていくのもやってみたいと思います。今回は第4番…

紅茶×ウイスキーの可能性(ティー・ロワイヤル方式)

目次1.なぜこのやり方?そして実際どうなの?2.紅茶×ウイスキーの実験3.実験のまとめ4.おわりに 以前、ティー・ロワイヤルという紅茶×ブランデーの魅力について記事を書きました。その延長で、ブランデーをウイスキーにしたらどうなるのだろうと気になりまし…

ティー・ロワイヤルのすすめ

みなさん、紅茶にひと工夫して、もっと楽しみませんか? 紅茶は美味しいですし、何よりも癒されます。大人のゆったりと過ごす時間にもぴったりです。 そんな紅茶を、より楽しめる方法をお伝えします。 1.ティー・ロワイヤルって? 2.ティー・ロワイヤルで何…

響 ブレンダーズ・チョイス(Blender’s Choice) 香りと味は開栓後どう変わっていく?

こんにちは、Saitoです。今回はウイスキーの話です。 ウイスキーは、開栓してから香りや味が変化していきます。これを「開く」と言ったりもします。 ですが、そうして開いていった結果どうなるのか?ということが書かれているものはあまり見ません。そこで、…

ブルックナーの版問題について

ブルックナーという作曲家には、常に版の問題というのがついて回ります。 しかし、ブルックナーに詳しくない人にとっては何のことやらでしょう。Wikipediaでも、正確に解説されているとは言えません。 そこで、今まで得た知識を使って、まとめ直してしてみた…

ごあいさつ

初めまして、Saitoと申します。 私の持つ情報、考えたことなどが少しでも誰かの役に立てばと思い、ブログを開設しました。 このブログで扱うのは、主に趣味など少しでも専門的に語れることが中心になると思います。具体的には、 ・クラシック音楽・お酒(ウイ…